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久し振りに小話投下します。

FF零式のキンセブです。
正確には、キン→セブです。
キング視点です。

最後まで読んでやるぜ!!という方のみ、どうぞ。
※折り畳んでおきました。


俺達はガキの頃から一緒で、それが当たり前だった。
家族のようで、きょうだいみたいな間柄。

だが、いつ頃からだろう。
そこに違和感のようなものを感じた。
ただ一人にだけ。

変えたいと思うんだ――俺とアイツの関係性を。



扉をくぐって裏庭に出る。
見上げた空が意外と狭く感じ、少し考えたが、共同墓地へと足を運んだ。

開けたその場所は、騒がしい魔導院の中にあるとは思えないぐらいに閑散としている。
幸い、誰もいなかった。
深呼吸を一つすれば、体中を冷たい空気が満たしていく感覚。
思考がクリアになっていくようだ。


広場へと続く階段の、最下段に腰を降ろして空を仰ぐ。
すると、背後から聞き慣れた声がした。

「何してるんだ、こんなところで?」

首を少し傾けて振り返ると、数段上にセブンが立っていた。

「…そういうおまえこそ、何してる?」

訊き返すと、セブンは階段を降りながら答えた。

「逃げてきた」
「は?」

意味が判らなくてつい間抜けな返事を返すと、小さく笑って、隣りに腰を降ろす。

「教室へ行ったら、シンクに捕まってさ。報告書が再提出らしくて、助けて!!って」
「アイツらしいな。そろそろ、まともに書けるようにならないのか…」
「どうしたものかって悩んでたら、丁度、トレイが来たから。シンクのこと頼んで、逃げてきたんだ」
「いいのか?『頼りになる』って評判のおまえが、そんな適当なことをして」

溜め息混じりに言えば、隣りで笑いながら応える。

「いいんだよ。トレイはシンクのこと、よく分かってる。それにシンクだって、トレイに教えて貰う方が嬉しいだろ?」
「何でそう言える?」
「みんなを見てれば判るよ」


そうだ、こいつは――セブンは、いつだって俺達のことをよく見ていた。
人一倍、他人の機微を読み取っていた。

「それで、キングは?わざわざ墓地にまで来るなんて」
「あぁ…考えが煮詰まったから、ひとりになって息抜きしようと」
「そうだったのか!?すまない、私はこれで…」

慌てて立ち上がり、踵を返したセブンの右腕を、思わず掴んだ。

「いいから…隣りに居ろ」
「……ああ」


そこで気付いた。

「セブン…腕、怪我してるのか?」
「え?…あぁ、ポーションを切らしてたんだ」
「見せてみろ」
「大丈夫だ、掠った程度だから」
「いいから」

つい言い方がキツくなったが、セブンはそのまま、再び隣りに腰掛けた。
右腕を見ると、小さいが、付いたばかりの傷が幾つかある。
出血は無いようだが、酷い箇所は滲んでいる。

「…ったく、どこが掠った程度なんだ」
「これぐらい、別に…」
「はいはい」

空いている左手を傷の上に乗せて、そこに意識を集中させる。
自分の中の魔力が、身体中を駆け巡って集まるような感覚。
ポゥ…と、淡い緑色の光がセブンの腕を包んで、治癒力を活性化させる。
そうして何も無かったかのように、傷が治っていく。

「…ほら、これでいいだろう」
「ん…すまないな」
「おまえは、他人の事を優先し過ぎだな。そのせいで、自分の事が後回しになる」
「……」
「どうした?」

黙り込んでこっちを見ている。
何かマズい事でも言っただろうか?

「いや。よく知ってるなぁ、って」
「…当たり前だろ。何年、一緒だと思ってるんだ」


そう。
俺達の中でも特に、セブンは姉貴分だった。
他人をよく見、周囲から頼りにされる。

その反面、自分の事には疎く、甘え方を知らない。

だから俺は、ガキながらに助けたいと思った。
意地みたいなモンだけど。

いつかセブンが頼れるような、背負っているモノを代わってやれるような。
そんな男になりたい、って…――

「ふふっ、そうだな」

照れたように笑うセブンは、普段の雰囲気とは全く違う。
――手放したくないと、胸が疼く。


「…なぁ、セブン」
「ん?」

傷の癒えた右腕をなぞって、行き着いた先の掌を包み込む。
スッポリと納まった大きさに、時間の流れを感じた。


「もっと頼れよ、俺を。おまえを支えられるぐらいには、成長してるんだから」


目標に届いたとは、まだ言えない。
それでも、この距離が少しずつ縮んでいると思ってもいいだろうか。

家族のようで、きょうだいのようで、そのどれでもない。
いつか必ず、この関係性を確かな名で呼ぶから。




*****

捏造、甚だしい!!!!!!!!!!


スミマセン…未だに1週目すらクリアーしていないのですが、脳内妄想は俄然がんばってます。(笑)
そんな零式。
大好きなのは、キング×セブンの0組年長CPです(´∀`*)

っていうか、セブン姉さんが大好きです(´q`*)
まゆこ可愛いよ、まゆこ。


脳内妄想でのセブン姉さんは、普段通り頼れる姉御!!ではありますが、自分のこととなると鈍感!!で甘え下手という。
だから、長年キングが想っていても気付かないのです。(笑)対するキングは、普段クールだけれども、セブンのことを構いたくて仕方ない、長年の片想い青年!!(笑)
ムッツリだと思う。←

そんなワケで、キンセブが好きです!!!!(え


しかし…まぁ、あんまりキャラが掴めてないというか。
特にね、キング。
二人ともなんだけど、口調とか。

まだまだ勉強しないと、ですね。


あ。
意味不明な文章は毎度のことですので、その辺りはスルーでお願いします。
私のスキル、こんなもんですから^^


最後まで読んで頂き、有り難うございました!!
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2012.04.11 Wed l 小ネタ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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